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アンティークカメラ　クラッシックカメラ　ドイツ製　Zeiss Ikon Pentacon　Biotar F2.0/58mm made in Germany世界ではじめてペンタプリズムを採用した一眼レフカメラ、コンタックスSとD。その西ドイツバージョンになります。「ペンタプリズムのついたコンタックス」なのでペンタコンとなったらしいです。1950年代頃のカメラになります。擦り傷、塗装の剥がれなどありますが大きなキズやへこみなどはありません。シャッターはBも含めて1秒〜1/1000秒まで作動します。1/20ぐらいまでは感覚的に合ってるかと思いますが、高速側の精度は分かりません。シャッター幕は抵抗なく走ります。シャッター速度の調節はファインダー右のレバーで低速(B、1秒～1/20秒)か高速(1/50秒～1/1000秒)を選択すると、速度表示窓の矢印が低速側なら左に赤、高速側なら右に黒で現れ、速度調節ノブを押しながら反時計回りにまわして行います。シャッターを切ると表示が回転しながらガバナーが速度を調節するのが面白いです。フィルム巻き上げ作動します。ノブで巻き上げるとミラーが降りてきます。クイックリターンでないのでシャッターを切るとミラーは上がりっきりになり、ファインダーは真っ暗になります。メカ的にはシャッターを切った状態で保管したほうが機構には優しいかもしれません。ファインダーは残念ながらプリズム部の汚れか視野中央に縦に2本、薄く線が入ります。（写真参考）マット部の汚れも少しあります。裏ブタの開閉は抵抗なくできます。セルフタイマー作動します。レバーを倒してレバーの軸のノブをひねって作動させます。レンズはフォーカスリング、絞りリングともほぼ抵抗なく回ります。絞りリングが2重構造になっていて、ボディ側のリングを引いてまわして赤いドットを絞り値に設定し、解放でピントを合わせた後にまわすとファインダーから目を離さずに設定した絞りになるようになってます。ボディとレンズが連動しないのを工夫したのがうかがわれます。M42マウントもガタつきはありません。以上は2022/11に素人の私が確認した状態ですので保証はありません。実写はしてません。一眼レフの生産中止するメーカーも出る時代。最初のアイレベル一眼レフをコレクションか飾りにいかがでしょうか。…